huy【フユ】|Re;kai

1.riecca.
words & music by Re;kai

2.悦びの詩
words & music by Hideo Shimamura

3.huy
words & music by Re;kai

4.【riecca.00】
words & music by Re;kai






『Riecca.』

僕は、
満たされていて、
全て、
知った振りをした。

只、ひとつ、
その影が消えてくのが、
こわいから。

アラビヤの辞書を開いて、
彼女が、
名前をくれる。

意味も無く、
思い出を食べる、
僕を嫌って。



帰りたい。



その体温を忘れたら、
何も見得ない。


雪が降る。


嘘をついてた。

その手をまだ、離したくなかった。


唇を、
血が滲む程、
噛み締めたら、

涙は止まった。


雪あかり、

いとしいひと、
もうこれ以上、
そんな目で、
見ないで。


あの夜に、
君さえ居なければ、
ずっと、
リーカで、
居られたのに。





『悦びの詩』

バラ色のバラ咲いていた
指先で棘を撫でちっちゃな痛みを
あなたのために咲いていた
指先で赤い血で愛を綴るのさ

風のようなあなたに吹かれ舞い散りましょう
白い太陽照らす 嗚呼 真夏の真昼に

日傘を広げ隠れて
バラを摘んで胸に挿したちっちゃな秘め事
悦びの詩あなたに
指先で赤い血で愛を綴るのさ

風のようなあなたに吹かれ舞い散りましょう
白い太陽照らす 嗚呼 真夏の真昼に

さらば風と共に消えて無くなりましょう
白い太陽照らす 嗚呼 真夏の真昼に





『huy』

メランコリックの箱を開けた
花に塗れたわたしがいた

夕べの記憶を空けた
赤い羽根が竜巻いて 消えた

自堕落も
青い鳥も
繋いでた手を
離したこの手も

仕方なく 愛した

君とわたしの
最悪な毎日

暗闇でくるり踊る
傷を裂くみたいに

赤い羽根が舞っては消える
それは綺麗で

それは悲しくて


春には毒があるって
冬が消えないように
目の前の幸せから
ただ逃げられなくて

さよなら
君と
さようなら

目の前には
赤い羽根

いつか
冬が過ぎたら
ゆらりゆらり舞っては消える
それは綺麗で悲しい

最悪な日々





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